日本政策金融公庫のHPより
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/04_shinsogyo_m.html
対象者 創業前~創業後2年未満の方
自己資金要件 原則、創業資金総額の10分の1以上
融資限度額 3,000万円(うち運転資金1,500万円)
返済期間 設備資金 20年以内 運転資金 7年以内
利率 1.97%~3.00%(2023年5月現在)
担保・保証人 原則不要
地方自治体・金融機関・信用保証組合が連携して提供する融資のことです。中小企業や小規模事業者の資金調達サポートを目的としています各自治体により、差はありますが、概要は以下のとおりです。
融資限度額 1,000万円~3,500万円
利率 1.5%~2.5%程度
信用保証料 必要(不要の場合あり)
利子補給・保証金補助 自治体によりあり、なし
融資期間 設備 5~10年程度 運転 5~7年程度
ものづくり補助金では、事業計画書(3年~5年)を策定し提出しますが、補助事業が完了した事業年度の翌年度以降、事業計画終了時点で給与支給総額の年率平均1.5%以上増加目標が達成できなかった場合は、返還義務が発生します。詳細はこちらから
https://gyouseisyoshi.website/%e3%82%82%e3%81%ae%e3%81%a5%e3%81%8f%e3%82%8a%e8%a3%9c%e5%8a%a9%e9%87%91%e3%81%ae%e8%bf%94%e9%82%84%e7%be%a9%e5%8b%99%e3%81%8c%e7%94%9f%e3%81%98%e3%82%8b%e5%a0%b4%e5%90%88/
ものづくり補助金と事業再構築補助金では、「収益納付」という制度があります。
「収益納付」とは、補助事業によって自己負担額を超える利益が生じた場合、一部を返納することを指します。
たとえば800万円の額で申請を行い、2/3の額である500万円の補助金が交付され、300万円を手出し資金として実際に事業を開始して500万円の営業利益が出た場合には、下記の計算式に当てはめると
収益納付額 =( 当年度までの累積利益額 – 自己負担額 )× 補助金の割合
(500万円-300万円)×60%=120万円が「収益納付額」となります。
対策としては事業報告の中で、補助金で得た事業と他の事業で得た収益を厳密に分別する、事業計画を3年と短くする、などの対策があります。